【ニューヨーク4日】
米3冠最終戦のベルモントS・GI(7日=日本時間8日=ベルモントパーク競馬場・ダート12ハロン)に参戦するカジノドライヴ(牡3歳、美浦・藤沢和厩舎)の追い切りが、大雨のため急きょ中止になった。
遠征初戦のピーターパンSを圧勝。日本調教馬初の米クラシック制覇へ、順調なステップを踏んできたが、悪天というアクシデントに見舞われた。それでも、馬自身は元気いっぱい。藤沢和調教師も前向きな姿勢を崩していない。
この日、出走馬と枠順が決定。10頭立ての5番枠からのスタートになった。
アウエーの洗礼を受けるかのように、雨が激しく地面を叩き付ける。それでも、カジノドライヴは威風堂々。帯同馬のスパークキャンドル、シャンパンスコールを引き連れ、首をグッと下げながらパドックを周回した。
当初は、現地時間の4日午前5時半から追い切りを行うことになっていた。ところが、夜半から激しく降り続ける雨のため、急きょ予定を変更。水分がたっぷり浮いたダートコースをダクで流すにとどめた。
突然のプラン変更。最終追い切りだけに、影響が気になるが、藤沢和調教師は落ち着き払っていた。圧勝したピーターパンSから中2週。「先週もやっているし、順調に来ている。速い時計は必要としていない」その言葉通り、張りのある馬体からは、体調の良さが伝わってきた。馬場が回復すれば、木曜か金曜に少し速めの時計を出す予定もあるという。
これは結構痛いことかもしれない・・・・
馬場への影響もあるし、ビッグブラウンとやるには120%の出来じゃなければ厳しいだろうねぁ
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